埼玉・上里に「リアン整骨院」(上里町七本木、TEL 0495-71-6225)がオープンして1カ月がたった。
柔道整復師の国家資格を持つ院長の山岸礼一さんは中学・高校とサッカー部に所属していたが、自身がけがをした経験から治療家を目指した。友人でありライバルでもある副院長の下川雄太さんは、学校での体育の授業中に首の骨を骨折し、そのけがを克服したことをきっかけに人の役に立つ仕事に興味を持ち、柔道整復師の資格を取得した。
今年3月まで2人は大手整骨院グループに勤務していたが、所属していた整骨院がオーナーの意向で閉店したのを機に2人で独立することを決め、「リアン整骨院」を開業。「リアン」はフランス語で「絆・つながり」を意味するという。山岸さんは「出会った患者さんと一生の付き合いができるような絆を深めていきたいという思いを込めて付けた」と話す。
オープンから1カ月が過ぎ、「より患者さんに喜んでいただくためにはどうしたらいいか、試行錯誤しながらの1カ月間だった」と振り返る山岸さん。「これからも地域の皆さまに愛される院を作っていきたい」と抱負を述べる。2児の父である下川さんは「大けがをした経験から学生がけがでプレーできない歯がゆさは身をもって分かる。痛みのことだけでなく選手のメンタル面もケアできるように取り組んでいる」と話す。
同院では、腰痛、肩こり、骨格矯正、スポーツ障害、交通事故治療まで幅広く対応。筋肉と骨格にアプローチした施術で改善を目指すという。骨折・脱臼(以上、医師の同意が必要)、捻挫、挫傷等の保険診療も可。
日曜・祝日・第2水曜定休。受け付けは9時~13時30分と15時30分~20時。各種保険も取り扱う。交通事故治療は自賠責保険適用となり窓口負担は無い(例外あり)。