本庄市出身の絵本作家、くぼまちこさんの絵本「ひとりでできたよシリーズ!」の第2弾となる「パジャマでぽん!」(アリス館)を9月に発売した。
くぼさんは印刷会社でデザイナーとして勤務した後、出版社で幼児向け教材の商品開発を担当。2012年にフリーとなり、絵本ワークショップ「チャブックス」に参加。2015年1月、デビュー作となる「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」をアリス館(東京都文京区)から出版した。
くぼさんは2015年から、ウニクス上里(上里町七本木)で行われる5月5日の「こどもの日」のイベントにおいて、「くまざわ書店上里店」の店内で「読み聞かせ会」や「クレヨン・シールを用いた創作あそび」などを行っている。
「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」に次ぐ絵本となる「パジャマでぽん!」は、パジャマに着替える際、一瞬、暗い中を体験しなればならない不安や、手や頭が外に出たときの爽快感が着替えをする幼児目線の絵とともにかわいく描かれている。
くぼさんは保育園などに取材に行き、2~3歳くらいの子どもたちの写真を撮り、それらを毎日見ながらイメージを膨らませ原画を描いたという。
価格は1,080円。