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「ミセスジャパン2021」日本大会3位の清水祐子さん、上里町長を訪問

(左から)山下博一町長、清水祐子さん、星野おさむさん、島田邦弘副町長

(左から)山下博一町長、清水祐子さん、星野おさむさん、島田邦弘副町長

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 「ミセスジャパン2021」グランドファイナル(日本大会)で3位に輝いた清水祐子さん(上里町在住)が4月9日、元プロ野球選手の星野おさむさんと共に山下博一上里町長を表敬訪問した。

上里町長らと対談する星野おさむさんと清水祐子さん

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 清水さんは、同年10月に東京都内で開催された「ミセスジャパン2021東京大会」に出場しクラシック部門でグランプリに輝いた。同年12月、静岡県で開催されたグランドファイナル(日本大会)に出場し3位になった。

 清水さんについて、日本大会で「エレガント賞」を受賞した十勝令子さんは「笑顔がすてきで知的な印象だった。芯の強さも感じ、生き方も尊敬できた」、「ベストイブニングガウン賞」を受賞した佐々木博子さんは「日本大会のビューティーキャンプで同部屋だった。今までの人生で経験したこと、感じたこと、全てが祐子さんの内面から出る美しさにつながっていると感じた」と、それぞれ振り返った。

 当時はコロナ禍で、清水さんは同町広報誌「広報かみさと」(2021年12月号)で紹介されたが、「なかなか町長に報告に行くことができなかった」という。友人の星野さんが、同町立賀美小学校(上里町金久保)で3月4日に行った野球教室の実施報告などで町長を訪問することを知り、一緒に訪問することを決めた。

 清水さんは「私には自閉症の息子がいる。日頃から息子のためにできることはないか、息子と同じ自閉症の人やその家族のためにできることはないかと考えていた。大会に出場し、『自分自身の努力している姿を見せたら少しでも勇気を与えられるのでは』と思い参加を決意した」と振り返った。山下町長は「自閉症のお子さんを育てながら、日本大会で3位に輝いたの素晴らしい」と話す。

 清水さんは「4月2日の『世界自閉症啓発デー』に、役場1階ホールにブルーリボンが飾られているのを見て勇気をもらった。障がいを持っている人がさらに暮らしやすく感じる町にしてほしい」と要望を伝えた。

 清水さんは現在、全日本ノルディックウオーク連盟公認指導員としても活動する傍ら、フリーマガジンの副編集長を務め、長男の永佳(えいか)さんは祐子さんの撮影助手をしている。

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