上里町議会が11月1日、賀美公民館と七本木公民館で「みんなで考えよう~上里町の未来について~」をテーマに「ふれあい座談会」を開いた。
同議会では2021年9月1日に施行された上里町議会基本条例第6条の規定に基づき、広く町民の意見を聴取する機会を確保し、開かれた親しみやすい議会を目指し、また議会や議員による政策提案を高めるために意見交換会や議会報告会を開くことにしており、今年4回目の開催となった。
冒頭、議会報告を行った。同議会は14人の議員で構成され、定例会は毎年3月・6月・9月・12月に開催。2025年度は臨時会を5月1日と8月7日に開いたことを報告した。6月定例会では、条例の一部改正や公平委員会委員の専任、男女共同参画推進センター・七本木児童館・七本木公民館の複合化改修工事の請負契約締結などを審議・承認。9月定例会では、教育委員会教育長の任命や藤木戸勝場線道路改良工事の契約締結などを審議・承認したという。
議会報告後は、地域住民と議員が直接意見を交わし、上里町の現状や今後のまちづくりについて語り合った。「上里町の良いところ」「今後の課題」などについて活発な意見が交わされた。参加者からは、暮らしやすさへの評価とともに、交通や地域活性化に関する意見も寄せられた。
同座談会は2日にわたり行う予定で、次回は11月8日13時30分~15時30分、神保原公民館、上里東公民館、長幡公民館の3カ所で開く。事前申し込みは不要。
議会では「町の未来を一緒に考える機会として、気軽に参加してほしい」と呼びかけている。