本庄レスリング道場(本庄市本庄2)で9月30日と10月1日、「第3回コンバットレスリング世界選手権本庄大会」に出場する日本代表選手の強化合宿が行われる。コンバットレスリングは、「投げる」「抑え込む」といった組技の技術を駆使し、関節技や絞め技で一本勝ちを目指す組技総合格闘技。
同合宿での練習時間は、9月30日11時~13時・15時30分~17時30分、10月1日10時~12時。1日目はサヘビ・モハラムさん、了徳寺大学の准教授、越田専太郎さんによるトレーニングを、2日目はスパーリングを行う予定。総合格闘技団体UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)の元ファイターの参加も検討されている。
これらの代表選手以外にも、「ベテランの部」「ユースの部」出場予定選手のほか、「グラップリング系選手」も任意で参加する。
日本コンバットレスリング協会の吉澤代表理事は「10月の世界選手権に向けて最高の強化合宿にしたい。見学自由なので、一人でも多くの人に練習を見ていただき、コンバットレスリングに関心を持ってほしい」と呼び掛ける。
同大会は10月21日・22日、世界10カ国から約50人の参加選手を迎えて、本庄総合体育館(通称=シルクドーム)で行われる。同協会では現在、外国人選手の渡航費と滞在費の補助などに充てる協賛金を募っている。
本庄レスリング道場は11月までの期間限定で、「世界選手権開催記念道場」として同レスリングの練習拠点となるほか、埼玉県北部における将来的なレスリングの普及を目指し「キッズレスリング教室」を開いている。