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八木建設、中2のBMXレーシング選手に活動支援金

八木建設の八木雅之社長と澤田茉奈選手、本庄市旭地区の自治会長10人

八木建設の八木雅之社長と澤田茉奈選手、本庄市旭地区の自治会長10人

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 3月で創業70周年を迎える八木建設(本庄市中央2)が3月13日、本庄市在住のBMXレーシング選手・澤田茉奈さん(中学2年)に、活動支援金として50万円を支給した。

八木建設の八木雅之社長から活動支援金を受け取るBMXレーシング選手の澤田茉奈さん

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 同社は、初代・八木孝三郎さんが総合建設業として1955(昭和30)年に創業。初代の妻・なかさんが2代目として1966(昭和41)年から継承し、社長として23年、その後、会長として10年務めた。長男・茂幸さん(現・会長)を経て、現在、孫の雅之さんが4代目社長を務める。

 同市旭地区の自治会長10人から成る「澤田茉奈選手後援会」は昨年11月14日に立ち上がった。同会の鳥羽孝夫小島南自治会長に今月上旬、澤田選手に活動支援金を提供したいという申し出が八木雅之社長からあった。

 「本庄市あさひ多目的研修センター」(沼和田)で同市旭地区自治会長らによる月例会議に出席した八木社長は、澤田選手に活動支援金として金50万円を手渡した。地元企業から澤田選手への多額の活動支援金の申し出は初めて。

 八木社長は「澤田選手とは2023年、こだま青年会議所の理事長だった時に知り合った。1年間の中で、この地域をよくするには、プロやメダリストを本気で目指そうとしているアスリートを支援する企業風土ができたらと考えて取り組んだ。旭地区で後援会が立ち上がったのを知り連絡した。中学2年の澤田選手が20歳になるまで毎年50万円を支援していく」と話す。これを受け、澤田さんは「胸がいっぱい。多額の支援を頂きプレッシャーも感じるが、いい結果を残せるように頑張りたい」と決意を新たにした。同地区代表理事の古澤武新井自治会長は「海外の大会で優勝して英語でスピーチしてくれることを期待している」とエールを送った。

 澤田さんは、2017(平成29)年7月の選手権5位(米サウスカロライナ州・ロックヒル)、2018(平成30)年6月の世界選手権初優勝(アゼルバイジャン共和国・バクー)、2019年7月の世界選手権4位(ベルギー・ヒュースデン)、2022年7月の世界選手権・2部門で優勝(仏・ナント)、2023年8月の世界選手権・2年連続優勝(英グラスゴー)、2024年5月の世界選手権2位(米サウスカロライナ州・ロックヒル)だった。2月24日~3月10日、ニュージーランド合宿に参加していた。

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