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本庄で「はがき作品展」表彰式 1700点超応募、未来の画家輩出にも期待

本庄市子ども会育成会連合会「はがき作品展」表彰式に出席した児童ら

本庄市子ども会育成会連合会「はがき作品展」表彰式に出席した児童ら

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 本庄市子ども会育成会連合会(通称=本子連)が3月1日、本庄ガスECOはにぽんプラザ(本庄市銀座1)で「はがき作品展」表彰式を開いた。

「本庄市長賞」に輝いた本庄西小5年児童の作品

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 約50年前、地元郵便局から無償提供されたはがきに絵などを描いてポストに投函することで応募となるイベントだったが、数年ではがきの無償提供が終了した。同市ではそれ以降、1971(昭和46)年に設立された同連合会が中心となり、「健やかで情緒豊かな子どもたちの育成」を目的に、近年では、はがきサイズの用紙を市内小学校で児童らに配布して作品の募集を続け、作品展や表彰式を行っている。表彰式はコロナ禍で一時期、規模縮小などがあったが、今回から通常に戻った。

 富田雅寿会長は「本年度のテーマは『本庄の好きなところ』で、1721点の応募があった」と話す。同会では、昨年11月に応募用紙を配布し、今年1月14日に応募を締め切った。

 今回、特別賞7点、学年ごとに優秀賞5人(6学年で合計30人)を表彰した。特別賞として、本庄市長賞に本庄西小5年児童、同市議会議長賞に児玉小2年児童、埼玉県議会議長賞に旭小4年児童、同県議会議員賞に本庄東小3年児童、同市教育委員会教育長賞に本庄東小6年児童、同市自治会連合会長賞に本庄東小1年児童、同市子ども会育成会連合会長賞に中央小6年児童を選んだ。

 吉田信解本庄市長は「応募作品を見ると、風景、人物、食べ物、さまざまなものを描いてくれているので、本庄がどんなまちなのかが語れる」と話し、「市長賞には、マリーゴールドの丘、山車、市章、新幹線の構図が素晴らしく違和感がないと感じた児童の作品を選んだ」と話す。「本庄市では水彩画家を多く輩出している。(本日、出席している児童から)将来、多くの画家が生まれてほしい」とも。

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