ONDO(温泉道場)グループの「さかなと」が経営する「温泉サバ陸上養殖場」(神川町渡瀬)が11月23日・24日、ニホンウナギを養殖する「平沼水産」(上里町勅使河原)、ウニなどを養殖する「山竹」(久喜市)とコラボしたイベント「温泉サバ出荷祭り」を開催する。
日帰り温泉「おふろcafe白寿の湯」で提供予定のウニ・ウナギ・サバを使った「3種のチラシ寿司」
同グループでは2021年10月、日帰り温泉「おふろcafe白寿の湯」の敷地内で、埼玉県内初のサバの陸上養殖場「温泉サバ陸上養殖場」を開設。昨年6月15日、完全養殖の埼玉県産サバを初出荷した。今年3月8日、陸上養殖事業などを行う100%子会社「さかなと」を設立し、山崎寿樹さん(ONDOホールディングス代表)と鎌田奈津実さんが代表取締役に就任した。
同施設では現在、2023年8月に投入した第2期の稚魚が出荷に適したサイズになった。「このタイミングで、ぜひ埼玉県産の養殖サバを味わってほしい」と考えた鎌田さんは、県内養殖事業者3社で養殖したウニ・ウナギ・サバを使った「3種のチラシ寿司(ずし)(小鉢、けんちん付き)」(2,480円)を同施設内で24日11時から、10食限定で提供する。同日、サバ型たい焼き(サバ焼き=250円)も販売。養殖サバ寿司(1,280円)は23日・24日、2日にわたり数量限定で用意する。
23日11時から、平沼水産では「3種のおにぎり」(1,500円)、「サバ型たい焼き」(サバ焼き=250円)などを、山竹が運営する「天然温泉 森のせせらぎなごみ」では「3種の寿司セット」(みそ汁、茶わん蒸し付き=1,980円)を販売予定。