「第74回上里町小学生バレーボール大会」が11月2日、同町民体育館（上里町七本木）で開催された。上里町小学生バレーボール連盟が主催し、本庄市と神川町の団体も参加した。

「第74回上里町小学生バレーボール大会」Aブロックで優勝した「上里ジュニアバレーボールクラブA」の選手ら

　長幡ジュニアバレーボール、七本木ジュニアバレーボール、上里東ジュニアバレーボール、上里ジュニアバレーボールクラブ、本庄バレーボールクラブ、神川JVCの6団体が参加した同大会。6年生以下の児童から成るAブロック（6チーム＝44人）、5年生以下の児童から成るBブロック（2チーム＝14人）、4年生以下の児童から成るCブロック（4チーム＝33人）で91人の児童が試合に出場した。神川JVCは同大会に初めて参加した。

　同大会の試合結果は、Aブロックで、優勝＝上里ジュニアA、準優勝＝上里東A、Bブロックで、優勝＝本庄B、準優勝＝七本木B、Cブロックで、優勝＝上里ジュニアC、準優勝＝本庄Cだった。

　閉会式の総合講評で、上里ジュニアバレーボールクラブの山口光喜さんは「各ブロック、各試合とも、熱戦のいい試合だった。6年生にとっては、上里町での大会は（今回が）最後になる。Cブロックでは、初めて試合に出た児童も多かったと思う」と振り返り、「来年の春が第75回大会なので、それに向けて頑張ってほしい」とエールを送った。

　かつて「上里町ジュニアバレーボール連絡協議会」（現在＝上里町小学生バレーボール連盟）立ち上げに関わった茂木一美さんは「1986（昭和61）年12月21日、上里町内の小学校5校から10チームが参加し5校親善『上里町ジュニアバレーボール連絡協議会結成記念大会』を、翌年6月に『第1回上里町JVB大会』を開いたのが始まり」と振り返る。

　本庄市スポーツ少年団本部長で、本庄バレーボールクラブ監督の高橋猛さんは「バレーボールは全世界の競技人口が約5億人で、最も多いスポーツ」と話す。「ママさんバレーやソフトバレーボールなどが活発なこともあり生涯スポーツとして普及している」という。