本庄市交通安全対策協議会は、ベイシアゲート本庄早稲田店(本庄市早稲田の杜2)屋上駐車場で9月19日、同市の交通安全母の会会員らが参加して「秋の全国交通安全運動出陣式&街頭啓発」を行った。
埼玉県知事からのメッセージを本庄市長に伝える埼玉県交通安全母の会会長
同協議会の吉田信解会長、粳田平一郎副会長のあいさつに続き、本庄警察署の平谷(ひらや)隆行署長は本庄署管内の今年の交通死亡事故を振り返った後、「私をはじめ本庄署の全職員は、事件事故を一件でも減らし、悲しませる遺族はもう出さないという強い思いを持っている」と話した。
埼玉県交通安全母の会の吉橋恭子会長は大野元裕埼玉県知事から吉田本庄市長へのメッセージを読み上げた。大野知事はメッセージで、「高齢者を見かけた際の思いやり運転の励行や、横断歩道における歩行者優先の呼びかけなどの啓発活動、これまで以上に推進する必要がある」「悲惨な交通事故をなくし、安全で安心して暮らせる社会を築くことは、全ての県民の切なる願い」「交通事故による悲劇が繰り返されないためには、県民全体に交通安全の意識が根付くよう、繰り返しその重要性を伝えていくことが大事」などと伝えた。
出陣式終了後、警察車両は管内のパトロールに出発。同市の交通安全母の会会員らは同店1階で来店客らに「車や自転車は早めのライト点灯を、歩行者は反射材の着用や明るい色の洋服を身に着けるなどして、事故防止対策を」などと呼び掛け啓発品を配布した。
秋の交通安全運動は9月21日~30日の10日間。