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「日本マスターズ水泳選手権」5位入賞の金井さん、ウニクス上里で報告

「第39回日本マスターズ水泳選手権大会」で5位入賞した金井明人さん

「第39回日本マスターズ水泳選手権大会」で5位入賞した金井明人さん

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 上里町在住の金井明人(あきひと)さんが7月21日、ウニクス上里(上里町七本木)で開かれたマルシェイベントで「第39回日本マスターズ水泳選手権大会」での5位入賞を報告した。

金井明人さんにエールを送る上里町広報大使の清水祐子さん

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 東京都江東区内の施設で初めて、ジャパンマスターズとなった同大会。7月3日~7日の5日間、全国47都道府県から6636人の選手が参加して行われ、金井さんは、「50メートルバタフライ」(カテゴリー=男子65~69歳)に出場し全国5位になった。

 同町で生まれた金井さんは「物心ついた頃から神流(かんな)川で魚取りをしながら泳ぎ始めた」と話す。2007(平成19)年ごろ、スポーツジム「セントラルウェルネスクラブ24前橋」で、後に団体競技で日本新記録を出す仲間と出会った。

 2008(平成20)年の「イーハトーブマスターズ水泳盛岡大会」で、25メートル×4人のメドレーリレーの種目に出場し、52秒19で初めて日本新記録を出した。2012(平成24)年には「日本マスターズ水泳短水路大会」の100メートル×4人のメドレーリレーの種目でも日本新記録。2019年には「日本マスターズ水泳短水路大会」の25メートル×4人のメドレーリレーの種目に出場し、異なるカテゴリーでも日本新記録を出した。金井さんの種目は、いずれの大会も「バタフライ」。

 個人でも、2013(平成25)年の「第1回日本マスターズ水泳スプリント選手権大会」の50メートルバタフライ(カテゴリー=55~59歳)で優勝、2019年の第7回の同大会の50メートルバタフライ(同=60~64歳)でも優勝している。

 当日あいさつした金井さんは「初めて日本新記録を出したときは、感動で人生初のうれし泣きを体験した。オリンピックは夢の舞台。地元からオリンピックに出場する水泳選手が誕生してほしい」と期待を込める。「家族と仲良く日本一周の旅をするのが夢」とも。

 同町広報大使の清水祐子さんは「何歳になっても夢を持ち、その夢の実現に向けて努力する姿は素晴らしい。若者世代にも大きな刺激になると思うので、金井さんにはこれからもどんどん日本新記録に挑戦してほしい」と期待を寄せる。

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