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絵本「いやといえたね うさりちゃん」 上里の書店で著者が読み聞かせ

絵本「いやといえたね うさりちゃん」を陳列するくまざわ書店上里店

絵本「いやといえたね うさりちゃん」を陳列するくまざわ書店上里店

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 絵本「いやといえたね うさりちゃん」の出版を記念して、深谷市在住の著者・ヤマグチマミさんによる読み聞かせ&サイン会が7月28日、ウニクス上里(上里町七本木)内の「くまざわ書店」で開催される。

絵本「いやといえたね うさりちゃん」の著者・ヤマグチマミさん&出版社からのコメント

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 ヤマグチさんは大学卒業後、保険会社などに勤務。その後、幼児教育に興味を持ち、学習塾の受け付け、出版社が経営している幼児教室の講師などを経験。絵本の読み聞かせも行った。昨年、悩みを解消できずに、何をしても気持ちが癒えなかったヤマグチさんは「ふと気が付くと絵を描いていた」と振り返る。

 ヤマグチさんは昨年4月、2日間ほどで、絵本「いやといえたね うさりちゃん」の元となる絵を描き、後で文章を加えた。「自分の描いた絵本にとても癒やされた。絵本は人の気持ちを癒やしてくれる」と話す。「小さい頃に絵本と出合ったことを思い出した」とも。

 同書では、いつも猫の王女の言いなりになっているウサギのうさりちゃんが登場。「無理なお願いを聞いていたうさりちゃんの耳はとうとう折れ曲がってしまいました」というストーリーで展開していく。

 「何をしても解消できなかった辛い気持ちが、絵本により癒えたので、同じように、辛い思いをしている人に読んでほしい」と思うようになったヤマグチさんは出版を決めた。「我慢して自分を見失い、心身の不調につながる前に自分の気持ちに気付き、言葉を発してほしい」というヤマグチさんの思いを込めた同書。ヤマグチさんは「社会的に弱い立場のために『いや』と言いたいが言えない環境、状況にある人に読んでほしい」と呼びかける。

 読み聞かせ会は13時~と14時~。いずれも15分程度を予定。読み聞かせ終了後、ヤマグチさんによるサイン会を行う。参加無料。参加者には同書店に隣接するカフェのアイスコーヒーまたはジュースを提供する。

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