NPO法人「ネットワークひがしこだいら」のメンバーが3月10日、本庄市観光農業センター(本庄市児玉町小平)で「コンニャク手作り体験会」を開いた。
同NPOは2010(平成22)年より、同センターの指定管理者に指定されており、代表理事の清水義雄さんらは、同地域を訪れて魅力を体感してほしいという思いから、地域活性化につながるさまざまなイベントを開いている。
当日は、本庄市内外から10人の参加者が集まった。コンニャク手作りに使う材料は、コンニャク芋、湯、炭酸ソーダで、同NPOが用意した。同NPOの立花勲さんは冒頭、「皆さんに腕を振るっていただき、コンニャクを作ってもらう。売っているのものより、かなりおいしいものができるのでは」と話し、清水さんは「包丁で手を切らないように」と注意を促した。
参加者らはエプロンをして三角巾などを身に着け、最初に芋を、たわしを使って洗い、細かくカット。その後、湯の中に10~15分入れ、箸が刺さる程度に柔らかくなったら湯と共にミキサーにかけた。その後、炭酸ソーダを溶かした湯に入れて混ぜ、バットに入れて平らにならし冷ます。最後に包丁で切って約20分湯がきした後、水で冷やして完成した。
参加者は、刺し身コンニャクにしてポン酢をかけて試食。「スーパーで売っているものと比べておいしい」「最高に素晴らしい」「自宅でも作ってみたい」などの声が聞かれた。
清水さんは「これからも体験会をやっていきたい。次回はシイタケの体験会を計画している」と話す。