上里町在住の岡村和美さんが、利根川に架かる坂東大橋(ばんどうおおはし)越しに見える2024年初日の出をスケッチした。
2024年1月1日、午前6時54分。利根川の伊勢崎市側の土手から本庄市方面に見えた初日の出。
スケッチした岡村さんは、京都精華大学芸術学部造形学科を卒業、東京芸術大学にも研修生として在籍した。元中学校の美術教員で本庄市立本庄南中学校などで教壇に立った岡村さん。同市立北泉(きたいずみ)小学校長を経て、現在、同市立本庄南小学校長を務める。
岡村さんは、「小学校の校長に就任後『美術の力で学校を創る 子どもが輝く』を信条に、全校児童数400人以上の小学校で不登校ゼロの学校経営を実現している」と話す。
同市内の公立小中学生80人が参加した「世界一大きな絵2024プロジェクト」で昨年10月から11月、岡村さんは5メートル×5メートルの絵を描く指導をした。
坂東大橋は、同市と群馬県伊勢崎市を結ぶ、利根川に架かる橋。現在の橋は、2004(平成16)年3月6日に開通20周年を迎える。