出張カキ小屋の「JSL 牡蠣(かき)小屋だるま」が12月8日、イオンタウン上里(上里町金久保)駐車場に期間限定でオープンした。
「イオンタウン上里」の駐車場に期間限定でオープンした出張カキ小屋「JSL 牡蠣小屋だるま」の外観
元々、雑貨、アクセサリーの製造販売を行っていた「J-Soul(ジェイ・ソウル)」(名古屋市中区)社長の疋田匡(ひきたただし)さんは「数年前、岐阜県大野町で行われた『柿・牡蠣(かき)まつり』で4トン車2台分のカキが全て売れる光景を見て、多くの人々にカキを提供したいと思った」と振り返る。
スーパーマーケット「カスミ・イオンタウン上里店」が12月9日にオープンだったことから、前日の8日に営業を始めた同店。疋田さんは「2011(平成23)年6月、『能登の里山里海』が日本で初めて世界農業遺産に認定された。能登の観光復興支援につながるように、能登・七尾湾の恵みが凝縮されている能登カキを、もっともっと広めたい」と話す一方、「能登カキがここに直送されてくるが、今夏の猛暑による海水温度の上昇や、稚貝をエサにするクロダイの増加で、今シーズンの水揚げが大幅に減少したため、イオンタウン上里店での営業最終日までカキを確保できるかどうか不安もよぎる」とも。
能登カキは、1キロ=1,500円、2キロ(10~11個)=2,900円、バケツ盛り(18~20個)=4,900円。バーベキューセットは300円。「能登カキ飯」「能登カキ汁」「能登カキフライ」(以上350円)も用意。ホタテ、イカ串、タコ串、ハマグリ、サザエなどの海鮮類、肉串、ソーセージ、カキフライ、アジフライ、ソフトドリンク、生ビール、ハイボール、日本酒なども提供する。
疋田さんは「能登のカキは、やや小粒だが、味も風味もよく、肉厚で甘みが多い」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時~14時と17時~22時(土曜・日曜は11時~22時)。12月30日まで。