本庄の「菓子工房 うらら~和々(うらら)~」(本庄市東台2、TEL 0495-71-8008)が9月1日、「本庄城クッキー」の販売を始めた。
「全ての人が和やかになるように」という思いを込め、「調和」と「和やか」から店名を「和々」に決めたというオーナーシェフの本多一晃(かずあき)さん。同店は2021年2月にオープンした。
本多さんは昨年2月、バレンタイン向けに、「こめ吉商店」(千代田1)が取り扱う日本酒「純米吟醸 本庄城」を使った「生チョコ」を初めて商品化した。
本庄市の前身となる本庄村誕生のきっかけとなった本庄城は、1556年、児玉党の後裔(こうえい)・本庄宮内少輔(くないしょうゆ)実忠(さねただ)により築城されたといわれており、本庄市役所近くにある同城跡は1958(昭和33)年、同市指定の文化財となっている。
本庄城クッキーには、本庄氏の家紋「唐団扇(とううちわ)」の焼き印が入る。バター風味のプレーンクッキー3枚と竹炭を練り込んだ黒いクッキー2枚入りで、しおり、ステッカー付き。価格は1,320円。
「本庄土産として利用してもらえたら」と本多さん。「ゆくゆくは、放置竹林の竹から作った竹炭を使えたら」とも。
営業時間は、平日=11時~19時、日曜・祝日=10時30分~18時。水曜定休。JR高崎線本庄駅構内にある観光案内所「本庄駅インフォメーションセンター(通称=テラスバ本庄)」でも扱う。