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本庄・児玉「あじさいの小路」 アジサイが見頃に

「あじさいの小路」のアジサイ

「あじさいの小路」のアジサイ

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 本庄・児玉の「あじさいの小路(こみち)」のアジサイが現在、見頃を迎えている。

「あじさいの小路保存会」メンバーによる下草狩り

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 本庄市観光農業センター(本庄市児玉町小平)の先2キロ付近から始まる榎峠は「あじさいの小路」と呼ばれ、1.5キロにわたりアジサイが植えられている。山間地のため平地より花の開花が遅く、「遅咲きアジサイ」ともいわれている。

 同地域で有志が1989(平成元)年、「5カ年計画」でアジサイの植栽を始めた。現在、約30種類、約6000株のアジサイを植えられており、1993(平成5)年、景観維持のため「あじさいの小路保存会」を立ち上げた。

 毎年アジサイが見頃を迎える前の6月最後の日曜日に、同保存会メンバーが中心となり、下草刈りをして環境を整える。今年は6月25日に行った。

 同地域では、1976(昭和51)年に発足した「小平獅子舞(こだいらししまい)保存会」、「岩谷堂(いわやどう)保存会」、「あじさいの小路保存会」などをネットワーク化し、任意団体「ネットワークひがしこだいら」を立ち上げた。その後、活動をより活発化するために2009(平成20)年2月、同団体をNPO法人化。「現在、8部会あり、小平の伝統文化や里山を後世まで残そうという共通の目標を掲げて、自然と人間が共存する地域づくりのために活動している」という。

 同NPOの立花勲さんは「アジサイの見頃はあと1週間ほど続くのでは」と話す。市担当者は「あじさいの小路は道幅が大変狭く、自動車のすれ違いが困難な箇所があるので、本庄市観光農業センターに駐車して、歩いて訪れてほしい」と呼びかける。

 見頃は7月中頃まで。

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