「本庄・児玉地域 NPO法人交流会」が3月9日、本庄の複合施設「アスピアこだま」(本庄市児玉町八幡山)で行われた。
3年ぶりに開かれた同会には、「本庄未来都市構築研究プロジェクト」(本庄市西五十子)、「熱いぞ!熊谷からの野球教室」(同市小島2)、「民族芸能研究センター」(美里町木部)のNPO法人3団体の代表理事らが参加した。
冒頭、主催する埼玉県北部地域振興センター本庄事務所の渡辺雅彦課長は「開催は3年ぶり。NPO法人の活動を、情報発信を通じて多くの人に知っていただくことで理解を深めてもらい、支援につながれば」と話した。
初めに、「SNSなどを活用してNPO法人の情報を発信しよう」をテーマに、NPO法人「埼玉情報センター」の秋本創さんが講義を行った。秋本さんはLINE、インスタグラム、ツイッター、フェイスブック、それぞれのメリット・デメリットについて話した後、「ファンづくりを目的とする場合、ツイッターやインスタグラムを使って『広める』、LINEやフェイスブックを使って『深める』ことが効果的」と話した。
NPO法人「熱いぞ!熊谷からの野球教室」では、子どもたちのボール投げ能力の向上を目指して、保育園や幼稚園等でボール投げを指導する訪問授業を行っている。同NPO代表理事の長濱茂雄さんからの質問に対して、秋本さんは「SNSで発信する場合は特化すべきで、誰に見てほしいか、何をしてほしいかを明確にすることが重要。ミッションを出し過ぎると人は来なくなる」と答えた。「紙媒体とウェブ媒体の両方を用いて告知していくのがいい」とも。