本庄市で10月11日、モデルナ社製オミクロン株対応のワクチン接種が始まった。ファイザー社製は17日から。
同市の10月13日時点の発表によると接種状況は、同市の対象者7万858人に対して、1回目は6万4113人(90.5%)、2回目は6万3718人(89.9%)、3回目は5万377人(71.1%)となっている。
3・4回目の追加接種で使用するワクチンは、オミクロン株(BA.1型)と従来株両方に対応した2価ワクチン。12~17歳の対象者は、ファイザー社製のオミクロン株対応2価ワクチンのみ接種可能。初回接種(1・2回目)の接種は、ファイザー社製の従来型ワクチンになる。1・2回目セットで「初回接種」という。
同市保健部健康推進課の武正和敏課長は「10月17日、初回接種(1・2回目)が完了していない市民約1万人にワクチン接種勧奨はがきを発送した」と話す。「来年3月末までに、希望者は少なくとも3回のワクチンを接種してほしい」とも。
おかもと内科クリニック(本庄市寿2)でファイザー社製のオミクロン株対応2価ワクチンを接種した50代男性は「感染対策を考えた時、オミクロン株対応のワクチン接種が必要と思って予約、昨日接種してもらった。本日早朝にかけて少し頭痛や関節、筋肉の痛みがあったが、今は落ち着いてきている」と話す。