本庄市立本庄西中学校の生徒6人が「本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)」(本庄市銀座1)と「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫(本庄レンガ倉庫)」(銀座1)で取材を体験した。
同体験は、埼玉県北部地域振興センター本庄事務所による企画。当初、昨年夏に予定していたが、新型コロナ感染拡大を考慮して3回延期して8月4日に行った。
参加したのは、生徒会長の藤田駿弥さん、副会長の安田梨々花さんと鹿田珠奈未さん、書記の松山由依さんと鈴木美優さん、会計の塩原煌生さん。小澤健悟教諭が引率した。
「はにぽんプラザ」の多目的ホールでは、中学生記者に対して、同市の市民生活部市民活動推進課の岩﨑明夫課長補佐と小沢隆之主査が会見を行った。
記者からの「はにぽんプラザを建設するに当たり、私たち中学生や高校生の世代からの意見は聞いたのか」という質問に対し、「高校生にアンケートやヒアリング調査をした。中学校の生徒会役員との意見交換会を平成26年3月に行った。中学生・高校生も利用しやすい施設というコンセプトも取り入れ、平成27年3月に竣工し、同年6月にオープンに至った」と答えた。
藤田さんは「市民のために役立つ施設だと分かった。私たち中学生も勉強する場として活用していきたい」と話した。
本庄レンガ倉庫では、施設を管理するNPO法人「地域環境緑創造交流協会」の桜井光章(みつあき)さんから同施設について説明を受けた後、中学生記者らが次々と質問をした。
県本庄事務所の石川奈穂子課長は「今後、生徒らに記事作成のサポートを行い、本庄事務所のホームページで記事として公開したい」と話す。