本庄市出身でお笑いタレントの「にゃんこスター」アンゴラ村長が12月1日、本庄警察署の一日警察署長を務めた。
本庄警察署の「一日警察署長」を務める「にゃんこスター」のアンゴラ村長
同署の「冬の交通事故防止運動出発式」が同日、埼玉ひびきの農協本店(本庄市早稲田の杜1)の駐車場で行われた。吉田信解本庄市長、山下博一上里町長、本庄地区警察官友の会の高橋福八会長らが来賓として出席した。同署は旧本庄市と上里町を管轄する。
間下泰晴署長は「本日から12月14日まで『冬の交通事故防止運動』が行われ、15日から1月3日までは『年末年始特別警戒』期間となるが、この時期は交通事故や犯罪が増加する傾向にある」と話した。「ヤクルトスワローズの高津臣吾監督も『チーム一丸となれば絶対大丈夫』と言い続けて日本一を達成した。我々も強い意志を持ち、街頭に警察官の姿を見せ、住民に安全安心を示すとともに、不審者に対する専制的な職務質問による完全早期検挙、危険運転等による交通事故防止と悪質な違反の取り締まりなどを一層推進すれば犯罪や交通事故を減らすことができるので、私たちも一丸となって治安維持を全力で務めていきたい」とも。
間下署長から「一日警察署長」の委嘱状を受け取ったアンゴラ村長は、特技の縄跳びパフォーマンスを行った後、「当たり前の日常が警察の方々の努力や命懸けの仕事の上に成り立っていることを再確認した」と話した。
出発式終了後、アンゴラ村長は、近くにあるベイシア本庄早稲田ゲート店(早稲田の杜2)の店頭で、買い物客に「オレオレ詐欺に気を付けて」「飲酒運転は絶対にしないで」などと呼び掛けた。