神川町の断食道場「リフレッシュの森」(神川町矢納、TEL 0274-52-6888)が10月で15周年を迎えた。
同施設は谷義人さんが2006(平成18)年10月、群馬県桐生市で「リフレッシュ断食道場」として創業。社長の谷義人さんが「断食」に興味を持ったのは、大病を患ったことがきっかけだという。2010(平成22)年4月、神川町に移転して「リフレッシュの森」に改名。
同施設では、「酵素断食」「半断食」「マクロビオティック食」の3コースを用意するほか、食事の量を制限する必要のない人が対象の「リフレッシュコース」を用意する。
さらに、朝のウオーキングのほか、自由参加の講座を1日3回用意。ノルディックウオーキング、ズンバ、フラダンスなど16種類以上から自由に選んで受講できる。フラダンスの講座を担当する逸見真紀さんは「リフレッシュの森でフラダンス講師を始めて約8年になるが、毎回約1時間の講座を終了したときの参加者の笑顔にやりがいを感じる。これからも一期一会に感謝しながら講座を続けたい」と話す。
1日のスケジュールは、6時30分起床して体温測定、9時から「朝のお茶」と同時に体調報告書提出。朝の講座を経て、12時から昼食タイム。午後は16時30分まで自由時間で、近くの河川敷や天然温泉、散歩に出掛けることができる。夕方の講座を経て、18時から夕食、19時から夜の講座があり、22時30分就寝。
2020年2月に株式会社に法人化した谷さんは「全国から断食をするために埼玉まで来てくれる。断食を体験できる環境を提供できる拠点を全国に作っていきたい」と意気込みを見せる。