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JR新幹線・本庄早稲田駅前にカフェ「宝美いちご」 上里町から移転

カフェ「宝美いちご」を経営するバロン規秀さん(中央)ら

カフェ「宝美いちご」を経営するバロン規秀さん(中央)ら

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 JR東日本・上越新幹線の本庄早稲田駅近くに8月25日、カフェ「宝美(ほうび)いちご」(本庄市早稲田の杜4)がグランドオープンした。経営はリトルファーマーズ。

カフェ「宝美いちご」の外観

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 バロン規秀(みほ)さんらは2020年10月、キッチンカーを使ってパフェ「いちごボンボン」などの販売を始めた。「イチゴや野菜の農園を生かし、持続可能な農業経営を行いたい」と考えたバロンさんは今年5月、「農業法人リトルファーマーズ合同会社」として法人化した。「『宝美いちご』の名前は、イチゴはルビーのように美しく宝物のよう。みんなのご褒美になるものという思いで名付けた」という。

 上里町内でキッチンカーで製造販売していたバロンさんは「キッチンカーだと容量が小さくて、もう少し動きやすいスペースが欲しい」と、今年7月、同町から本庄早稲田駅近くへの移転を決め、8月18日にプレオープン、25日にグランドオープンした。

 メニューは「スムージー」(600円)、「ストロベリートニック」「ストロベリーラテ」(以上550円)をはじめ、氷を一切使わず完熟の冷凍宝美いちごを削った「かき苺(いちご)」(650円)、「ルビーの夏パフェ」(850円)などを用意する。「ルビーの夏パフェ」はイチゴジュレの在庫がなくなり次第、今シーズンの販売は終了し「秋パフェ」に移行予定。

 初めて同店を訪れた客は「店の雰囲気がすてき」と話し、常連客は「雰囲気は変わったが味は変わらない」と話すという。バロンさんは「アットホームな感じにしたい。家族を迎え入れるような思いでいたい」と意気込む。

 同店を手伝う三友真由子さんは「高校生のころから、一緒にいてワクワクするような友人だった。私のほうが楽しませてもらっている」と話す。「店が上里にあった時から子どもを連れて、客として定期的に通っていた」とも。

 営業時間は11時~18時。営業は水曜~土曜と第1日曜。駐車場2台。

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