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本庄・長泉寺の「骨波田の藤」見ごろ迎える 今年の開園は5月9日まで

長泉寺の「骨波田の藤」

長泉寺の「骨波田の藤」

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 本庄・児玉の長泉寺(本庄市児玉町高柳)境内にあり、「骨波田(こつはた)の藤」と呼ばれているムラサキナガフジが見ごろを迎えている。

満開となった「骨波田の藤」(昨年5月9日撮影)

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 本堂前の両側に一対大きく広がって棚を作り、総棚面積2500平方メートル、花房は1~1.5メートル。白とピンク、濃い藤色、淡い藤色の4色の花が咲く。樹齢約650年と言われており、1959(昭和34)年3月20日に埼玉県指定天然記念物になった。

 閑野徳満住職は「寺は約550年前の室町時代に開かれたが、藤棚はそれよりも100年前からあった」と話す。同寺の所在地が「高柳字骨波田」という地名で、「骨波田」は、蝦夷討伐の途中に立ち寄った坂上田村麻呂が退治した大蛇の骨にまつわる伝説に由来するという。

 今年の開園は4月25日。1954(昭和29)年生まれ閑野住職は「こんなに早く咲いたのは物心ついて以来初めて。今月10日には終了している予定」と話す。

 入場料は300~500円(中学生以上)、小学生以下は無料。「開花状況で、咲き始めは300円、その後400円にした。見ごろには500円で、終了が近づくと400円、そして300円に」と話す閑野住職。「墓地の無料供与や永代供養塔等の取り組みで、すべての人が安心して収まれる場所を提供していきたい」とも。

 今年の開園は5月9日までの予定。

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