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「渋沢栄一ゆかりの地ガイドマップ」で本庄市内の7カ所紹介

「渋沢栄一ゆかりの地ガイドマップ~埼玉北部エリア~」を紹介する北部地域振興センター本庄事務所の堀越泉さん

「渋沢栄一ゆかりの地ガイドマップ~埼玉北部エリア~」を紹介する北部地域振興センター本庄事務所の堀越泉さん

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 埼玉県北部地域振興センター本庄事務所が制作に携わった「渋沢栄一ゆかりの地ガイドマップ~埼玉北部エリア~」がJR本庄駅構内や埼玉県本庄地方庁舎などで配布されている。

「近代日本経済の父・渋沢栄一ゆかりの地ガイドマップ~埼玉県北部エリア~」の表紙

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 埼玉県と県北部3市4町が共同で発行した同マップ制作に当たり、同事務所は本庄市、美里町、神川町、上里町の「ゆかりの地」を担当した。

 本庄市内では、農村ミュージアム「かねもとぐら」(本庄市小平)、「塙保己一記念館」(児玉町八幡山)、「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(銀座1)、「旧本庄仲町郵便局」(中央1)、「競進社模範蚕室」(児玉)など7カ所を紹介している。

 蔵を改修して造った農村ミュージアム「かねもとぐら」では、養蚕に使われていた道具や農具と共に渋沢栄一の著書などを展示。「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」は、渋沢栄一が設立し運営に携わった「日本煉瓦(れんが)製造」のれんがを使って建築された。

 美里町には石碑建立の協力者として渋沢栄一らの名前が刻まれている「秋蚕の碑」(美里町木部)があり、上里町の金窪神社(上里町金久保)境内にある「岩田忠一郎像」の台座には、渋沢栄一によって「烏南岩田忠一郎君像」と書かれていることを紹介している。

 同事務所の堀越泉さんは「埼玉県北部地域には、近代日本経済の父・渋沢栄一の足跡が多く残されている。栄一ゆかりの地を、ぜひ訪れてほしい」と話す。

 同マップは2月に3万2000部を発行。県北部3市4町の「ゆかりの地」として44拠点をリストアップしている。

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