ホームページ上で開催されている「オンライン彩の国ビジネスアリーナ」に現在、本庄市内の12企業・団体が出展している。
「オンライン彩の国ビジネスアリーナ」ホームページのトップページ
「彩の国ビジネスアリーナ」は昨年まで「さいたまスーパーアリーナ」で行われてきた展示商談会で、昨年は1月29日・30日の2日間で680企業・団体が出展し、1万7603人の来場者があった。今年は新型コロナ感染拡大防止の観点から初のオンライン開催となっている。
本庄市内からは、飛まつ感染防止パネルを扱う「創生10」(本庄市日の出3)、自動車教習所の待合室に大きなモニターを置いて地域の動画広告の配信を行う「ライブネット」(見福2)、1916(大正5)年創業以来、地元ゆかりの菓子を製造販売する「御菓子司せきね」(中央3)など11社が画像や動画で自社の製品や技術を発信し、新たなパートナーとの出会いを求めている。
金箔(きんぱく)を施した釣り具の製造・販売などを行う「武蔵屋」(児玉町塩谷)のデザイナー三嶋智惠さんは「釣り具ルアーは金箔押しの技術を生かし、木材の切削から金箔押し、塗装まで完全手作業で行い、女性ならではの発想でかわいらしさにもこだわった製品」と話す。
「早稲田大学環境総合研究センター」(西富田)は、小型モビリティーなどを開発する同大大学院環境・エネルギー研究科の小野田弘士研究室で開発している小型モビリティーやマルチベネフィットモビリティーを紹介している。
ホームページ上では、名刺交換アプリやQRコードを用いた名刺交換、パンフレットや詳細情報のダウンロード、商談希望日程を選び出展企業にメールで連絡できるなど、オンラインでの商談がスムーズにできるようになっている。
同ホームページでは、「新しいパートナーとの出会い」だけでなく、渋沢栄一の玄孫(やしゃご)である渋沢健(けん)さん(「シブサワ・アンド・カンパニー」社長)による「コロナの先のサステナブルな経済社会」をテーマにした特別講演など約20本のセミナーや講座を無料配信している。
開催は2月8日15時まで。