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上里の映画館で地元が舞台の映画「たった一度の歌」再上映

ユナイテッド・シネマ ウニクス上里の外観

ユナイテッド・シネマ ウニクス上里の外観

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 本庄市を中心に神川町・美里町・上里町地域が舞台となった映画「たった一度の歌」が現在、「ユナイテッド・シネマ ウニクス上里」(上里町七本木)で再上映されている。

映画「たった一度の歌」のワンシーン

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 出演は、高橋和也さん、岡田浩暉さん、UEBO(ウエボー)さん、小林綾子さんら。清水章吾さんが特別出演する。監督・脚本は宮武由衣さん。

 ストーリーは「本庄市役所に勤める肇(岡田浩暉さん)は桜祭りの準備に忙しい。この町出身の大物歌手・後藤田(高橋和也さん二役)を迎え、地元の農業青年合唱団とのジョイントライブがある。そうした折、30年以上会っていなかった親友・紀彦(同)が突然現れる。紀彦は今、後藤田のモノマネ歌手として細々と生活している。高校時代、歌手を志して故郷を去る紀彦に、肇は初めて作った歌と自分の夢を託して送り出していた。2人の再会は旧交を温める暇もなく、翌日の桜祭りへと運命的に巻き込まれていく」。

 劇中歌は、中西圭三さん、川江美奈子さんが提供。作品のモチーフとなる「歌」は、EXILEが歌う「Choo Choo TRAIN」などの作曲で知られる中西圭三さんが、上里町に以前実在した農業合唱団「ナレッジ・ステープル・シンガーズ」(2019年11月解散)のために提供した「LIFE」。そして、中島美嘉さんが歌う「桜色舞うころ」などを手掛ける川江美奈子さんが同作のために書き下ろした「永遠の川」。「永遠の川は、岡田浩暉さん演じる肇が高校時代に初めて作った曲という設定のため、昭和的な旋律と微妙な未熟さを残すという難しいオーダーだった」(監督の宮武さん)という。

 この映画は、地元で出資、製作された2度目の試みとなる作品。地元企業・市民町民の協賛のほか、地元でオーディションを行って市民キャストが出演。桜祭りの再現、ライブシーンのエキストラなど約600人以上の市民が参加している。

 同作は2018(平成30)年6月公開の映画で、高崎映画祭特別招待作品。入場料は一般1,100円ほか。9月10日まで。

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