ウニクス上里(上里町七本木)で6月25日、シンガーELICAさんとドラム＆パーカッション宮城太一さんから成る音楽ユニット「tocamos(トカーモス)」のライブが行われた。

シンガーELICAさんとドラム＆パーカッション宮城太一さんから成る音楽ユニット「tocamos(トカーモス)」

　今回のライブは、3月30日に富山県で始まったセカンドアルバム「radiant」リリースツアー「はんなり音楽旅」のセミファイナル。ライブを行った拠点は北海道から鹿児島まで全国に及ぶ。アルバムタイトルの「radiant」は「きらきら輝く」という意味で、happyと同義語。

　同ユニットは2013年結成。2014年3月、ファーストシングル「livingroom」をリリース。同年、下北沢「mona records」オーディションで特別賞受賞。東京・渋谷のライブハウスでのワンマンライブは2年連続で満員になったという。昨年はファーストアルバム「life」を全国発売し、リリースツアーでは1都2府25県を回り100本を超えるライブを行った。

　当日は2回、各回50 分ほどのライブを行い、軽妙なトークを交えながら6 曲ほどを披露。用意された50席に加え、2階通路でも足を止めて聴き入る姿が見られた。観客からの「お帰り」という言葉に、ELICAさんは感極まった様子を見せた。アップテンポな曲では観客がタンバリンなどの鳴り物を使ってライブを盛り上げた。

　宮城さんは「約3カ月間に全国39カ所でライブを行うことができ、7月2日に渋谷で予定しているツアーファイナルを残すだけとなった」と話す。