上里町総合文化センター(通称=ワープ上里、上里町七本木)で8月2日、上里町教育委員会等主催の「人権研修&国際交流のつどい」が行われる。
第1部の「人権研修」では、東映が企画・制作した「気づいて一歩ふみだすための人権シリーズ(6)『わからないから、確かめ合う』-コミュニケーション-」を上映。ハラスメントや差別的取り扱いなど、多くの日本企業が直面する可能性の高いテーマを中心に取り上げ、それらに共通する解決策として「コミュニケーション」を提示している。「ハラスメント」「外国人」「障害者」「LGBT」「働き方」の5つのテーマで構成。
第2部の「国際交流のつどい」では、韓国出身歌手TAON(タオン)さんがミニライブを行う。TAONさんは日大芸術学部卒業後、同大大学院で即興演奏を研究し修士課程を修了。シンガー・ソングライターや韓国語講師として県内を中心に東京、関西方面で活動する一方、2020年1月公開予定の映画「サクラ咲く」では主演を務める。
ライブでは「冬のソナタ」「最後の雨」などのカバー曲に加え、オリジナルの「あなたへの手紙」「I can’t stop the feeling.」などを歌う予定。
同町中央公民館の石原秀一館長は「韓国出身のTAONさんが上里カンターレでワンマンライブをするという記事を読んで、国際交流のつどいのゲストにふさわしいと思った。日本語の歌だけでなく、韓国語や英語の歌も歌い国際交流につなげてほしい」と期待を寄せる。
TAONさんは「日韓交流の架け橋になるのが私の夢。撮影中の映画も日韓親善につながってほしいと思っているが、シンガー・ソングライターとして歌を通じて国際交流の一助になれたら最高」と話す。
開催時間は、第1部=19時~20時、第2部=20時~20時45分。参加無料。予約不要。