本庄の「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(本庄市銀座1、TEL 0495-71-6685)で9月24日、明治150年事業の一環として講演会が行われる。テーマは「明治を生きた本庄の偉人たち」。
2018年は、明治改元が布告された1868(明治元)年から起算して満150年の節目に当たる。当日、元中学校長の柴崎起三雄さんが、「秩父セメント」を設立した諸井恒平(もろいつねへい)や「競進社」を設立した木村九蔵など、明治を生きた本庄の偉人たちについて講演を行う。
同施設1階では、明治時代に活躍した本庄の偉人たちを知ってもらうことを目的として9月22日~10月21日、パネルを展示。
同市内では、明治時代の建造物である「歴史民俗資料館」(中央1)、「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(銀座1)、「競進社模範蚕室」(児玉)の3館を巡るスタンプラリーも同期間に行い、3館全てのスタンプを集めると記念品を用意する。
歴史民俗資料館は1883(明治16)年に建築された旧本庄警察署(県指定文化財)、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫は繭や生糸を担保として保管しておくために1896(明治29)年に建築された倉庫(国登録有形文化財)、競進社模範蚕室は養蚕技術の改良に一生を捧げた木村九蔵が1894(明治27)年に競進社児玉伝習所地内に建設した建物(県指定文化財)。
講演会の開催時間は10時~11時30分。参加無料。定員70人(先着順)。申し込みは電話で同倉庫まで。