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本庄の高校生が商業施設内に壁画 米ポートランドをイメージ

脚立を用いて外壁に印を付ける美術部所属の高校生

脚立を用いて外壁に印を付ける美術部所属の高校生

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 ウニクス上里(上里町七本木)で8月27日、本庄第一高校(本庄市仁手)の美術部員が壁面絵画の制作に取り掛かった。

壁画制作に着手する前の外壁

 NPO法人「彩の国地域活性化協会」副理事長である佐々木輝伸さんらは2016年10月、米オレゴン州・ポートランドを視察訪問した。現在、ポートランドは人口が右肩上がりで増加していているにもかかわらず二酸化炭素(CO2)が下がっているなど、全米で最も住みやすい街として知られている。佐々木さんは「道路や公園など、さまざまなところでパブリック・アートに出合った」と振り返る。

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 同NPOが3月~12月の毎月第3日曜に行う「彩の国ファーマーズマーケット&JAZZ」に加えて、同施設内にアート作品を取り入れたいと考えていた佐々木さん。同NPOが後援するイベントで本庄第一高校美術部と接点を持ったことをきっかけに、同NPOメンバーが同校美術部に商業施設での壁画制作を提案。1年の歳月をかけ、実現に至った。

 制作初日は壁の大きさを正確に測ることからスタート。高校2年生の部員5人が分担して作業を行った。

 同部顧問の棚澤寛教諭は「本庄第一高校美術部一丸となって最高の壁画を完成させたい」と意気込みを見せ、同施設支配人でもある佐々木さんは「思い出として永遠に残していきたい」と話す。

 着彩開始は地元のこだま青年会議所が行う「こだま芸術祭」に合わせて11月10日に行う。着彩期間には美術部に所属している中学生や絵の好きな地元の中学生が制作の一部に関わることもできる。

 壁画は来年1月に完成予定。「彩の国二分の一成人式」直後に壁画完成披露セレモニーを行い、二分の一成人である10歳の児童がイベントに参加することを検討している。