「第3回コンバットレスリングアジア選手権大会2018」が8月5日、本庄総合公園体育館(通称=シルクドーム、本庄市北堀)で行われる。主催は日本コンバットレスリング協会(本庄市小島南1)。
コンバットレスリングは、幼少期を本庄市内で過ごした木口宣昭さんが1994年に日本で創設した組技格闘技。木口さんは1970(昭和45)年、日本初となるレスリングのクラブチーム「木口道場」を開設。山本美優、聖子姉妹(レスリング世界王者)や総合格闘技の五味隆典選手らを育てた。
コンバットレスリングは「殴る」「蹴る」などの打撃系技は反則となるが、「投げる」「抑え込む」といった組技の技術を駆使し、関節技や絞め技で一本勝ちを目指す。2015年に「第1回世界選手権大会」がブルガリアで行われ、2016年にはハンガリーで「第2回同大会」、そして「第3回同大会」が埼玉県本庄市で昨年10月に行われた。第3回同大会には約10カ国から80人ほどの選手が参加した。参加国は日本のほか、大韓民国、ブラジル、ブルガリア、アメリカ合衆国、ハンガリー、カナダ、ルーマニア、モンゴル、ウズベキスタン、イランなど。
今大会でのカテゴリーは、男子アダルト(1999年以前に生まれた人)、女子アダルト(同)、男子ユース(2000年以後に生まれた人)、男子ベテラン(1978年以前に生まれた人)を予定。試合形式はトーナメント方式を予定。時間は、男子アダルト=5分、その他のカテゴリー=4分。
大会実行委員長を務める同協会の吉澤昌(まさし)理事長は「アジア選手権を通して、コンバットレスリングのさらなる普及と本庄市のPRに務めたい」と話す。
10時から開会式、10時30分から予選、決勝、表彰と続く。観覧無料。