神川町が現在、町営バスに乗車して参加するデジタルスタンプラリー「神泉(かみいずみ)エリア周遊スタンプラリー」を行っている。
観光周遊と公共交通利用の促進を図る同イベントは、神泉エリアの観光資源を巡りながら、地域の魅力を再発見してもらうのが目的。
スタンプラリーはスマートフォンを使ったデジタル形式で行う。参加者は専用の2次元コードを読み込んで会員登録を行い、町営バスで対象スポットを巡る。各スタンプポイントで2次元コードを読み取ることでスタンプを取得でき、4個集めると抽選に応募できる。
スタンプ設置場所は、神川町営バス車内のほか、「神泉総合支所前」バス停、「道のオアシス神泉」バス停(以上、下阿久原)、「城峯(じょうみね)公園前」バス停(矢納)の4カ所。公共交通を活用しながらエリア内を周遊できる構成となっている。
同町では抽選で20人に賞品を用意する。賞品には、「冬桜の宿神泉」宿泊補助券(3万円分)をはじめ、「白寿の湯」特別招待券、「かんなの湯」入館無料招待券・岩盤浴無料券などを予定。
同町地域振興課の担当者は「町営バスの利用促進と観光振興を組み合わせた取り組みとして、地域のにぎわい創出につなげたい」と参加を呼びかける。
同バスの「矢納・冬桜の宿神泉行き」「鬼石(おにし)行き」は、それぞれ平日5便、休日(土曜・日曜・祝日)6便を運行している。
スタンプラリーは1月13日まで。