無病息災を祈る伝統行事「どんど焼き」が1月18日、堤調節池グラウンド(上里町堤)東側駐車場で開かれた。主催は七本木公民館。
勢いよく立ち上がる炎に思いを託し、無病息災を願う「どんど焼き」
今回で38回目を迎える同行事には、町内外から多くの参加者が正月の松飾りやしめ縄を手に訪れた。
当日、会場では燃える素材かどうかを一点ずつ確認するとともに、釘や針金、有毒ガスの発生源となるもの、そのほか金物など燃えない部分は事前に取り除くよう呼びかけた。
正午に点火されると大きな炎が立ち上り、参加者は1年の健康と安全を願った。勢いよく燃え上がる櫓(やぐら)を囲み、地域の人々が新年のあいさつを交わす姿も見られた。
1989(平成元)年に始まったという同行事は、以前は七本木小学校近くの畑で行われていたが、現在は同所で実施。長年にわたり地域の恒例行事として定着している。
会場では、地元婦人会「SALA七本木」会員をはじめ地域住民がすいとんや汁粉、豚汁を振る舞った。SALAは「Saitama Ladies Association」の略で、地域に根ざした活動をする女性団体。来場者は温かい料理を食べながら、世代を超えた交流を楽しんだ。
参加者は「毎年この行事に来ると一年が始まったと感じる」「顔なじみと新年のあいさつができる大切な場」と話していた。
金澤清久館長は「(どんど焼きは)世代を超えて地域の皆さんが集い、無事な一年を願う大切な行事。これからも続けていきたい」と意欲を見せる。金澤さんは元教員で、神保原小学校の校長を最後に退職し、現在は同館館長として地域活動を支えている。