神川町の日帰り温泉施設「おふろカフェ白寿の湯」(神川町渡瀬)が、12月22日の冬至に合わせ、埼玉県産のユズと群馬県産のリンゴを露天風呂に浮かべる「ゆずりんご風呂」を始めた。
佐藤良支配人は「白寿の湯は、群馬県と埼玉県のちょうど境目に位置している。そんなことから埼玉県名産であるユズと、群馬県の名産であるリンゴを一緒に、男女それぞれの露天風呂に浮かべるイベントを行っている」と話す。
今回使うリンゴは表面に傷があり、処分してしまうもの。群馬県藤岡市三波川のリンゴ農家から提供された。
地下750メートルの古生層から湧き出す天然温泉が特徴の同施設。体がよく温まることから「熱の湯」の別名を持つナトリウム・塩化物強塩泉。佐藤支配人は「寒い時期に体の芯から温まっていただき、『冬至のゆず風呂は風邪知らず』という風習の力も借り、元気に冬を乗り越えてほしい」と来館を呼びかける。
営業時間は10時~23時。入館料(大人)は、平日=880円、土曜・日曜・祝日=1,080円(21時以降は夜割料金)。ゆずりんご風呂は今月26日まで。