本庄経済新聞の2025年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、本庄大勝軒が現店舗(当時)での営業を終了し、24年にわたる歴史に一区切りをつけることを紹介した記事だった。
本庄大勝軒の店舗跡にオープンした「本庄らぁ麺花田-HANADA-」
ランキングは今年1月1日から12月11日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 本庄大勝軒、現店舗での営業終了 24年の歴史に幕、移転へ(9/24)
2. 上里町に「讃岐うどん八重」 香川でも修業した店主が独立、定食メニューも(10/8)
3. 上里町にティラミス専門店「ネッテマッテ」 イタリアンから業態転換(9/22)
4. 本庄市が「道の駅基本構想」発表 上里町は計画用地を特定して案取りまとめ(6/11)
5. 埼玉・美里にステーキハウス「俺がキャプテン。」 店名は聞き間違いから(6/2)
6. 本庄市人権教育研究集会で山口達也さん講演 「孤独からの脱却」テーマに(2/12)
7. 上里に「食堂 小野」 夫婦で切り盛り、店主20代の頃の夢を実現(4/14)
8. 上里町でこだまJCが「らーめんフェス」 食べ比べでナンバーワン決定(5/29)
9. 上里のウナギ養殖施設直営店が初の「土用の丑」 にぎわい見せる(7/22)
10. 来月引退の寝台特急カシオペアが神保原駅・本庄駅を通過 沿線に鉄道ファン(5/19)
1位は、本庄の老舗ラーメン店「本庄大勝軒」が現店舗での営業を終了する話題だった。24年という長い歴史に幕を下ろすニュースは、常連客や地域住民の記憶と重なり、多くの関心を集めた。
2位・3位・7位・9位は上里町の飲食店や食に関する記事で、個人店の開業や業態転換など、町内の飲食を巡る話題が目立つ結果となった。
4位には、本庄市が発表した「道の駅基本構想」に関する記事が入った。併せて上里町でも計画用地の特定や案の取りまとめが進められており、広域的なまちづくりの動きとして注目された。
5位は美里町の飲食店オープンの記事で、ユニークな店名の由来も含め、町外からの関心も高かった。
6位は、本庄市で開かれた人権教育研究集会での講演を紹介した記事だった。知名度の高い講演者が登壇したこともあり、テーマ性と併せて多くの関心を集めた。
8位は、上里町で開かれた「らーめんフェス」の話題で、食を通じた交流イベントへの注目の高さがうかがえた。
10位には、引退を控えた寝台特急カシオペアが神保原駅・本庄駅を通過する様子を伝えた記事が入り、沿線に集まった鉄道ファンの姿が注目された。
本庄経済新聞では2026年も、本庄・上里・美里・神川エリアの「まちネタ」を軸に、日常の変化や節目となる出来事を丁寧に伝え、地域の今を記録していきたい。