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美里オーストリッチファームで「ダチョウの日」トークイベント 飼育員語る

美里オーストリッチファームで「世界ダチョウの日」にキーパーズトークを繰り広げる高橋友子さん

美里オーストリッチファームで「世界ダチョウの日」にキーパーズトークを繰り広げる高橋友子さん

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 美里オーストリッチファーム(美里町白石)が「世界ダチョウの日」の2月2日、キーパー(飼育員)がダチョウについて語るイベント「ファーム&博物館 キーパーズトーク」を開いた。

美里オーストリッチファーム「ふれあいエリア」のダチョウ

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 同施設の小西雄貴さんは「ニュージーランドのオークランド動物園で2020年、ダチョウの飼育員がダチョウの魅力や野生下の現状を普及するために、空を飛ばない鳥類の中で唯一ダチョウだけ、足の指が2本という特徴から2月2日を『世界ダチョウの日』にした。そのことがきっかけで、日本国内のダチョウ飼育施設や動物園などでも同調する動きが出てきた」と話す。

 林屋コンクリート工業(東京都板橋区)が2003(平成15)年3月、バブル期以降使っていなかった約1万坪の敷地でダチョウ飼育を始めた同施設。餌やりができる「ふれあいエリア」前で、小西さんは「(現在)150羽ほど飼育している。このエリアでは、ファームのアイドル『ダチョのすけ』(雄=2015年生まれ)、平野紫耀さんが名付け親の『CAN』(雌=2013年生まれ)、白変種の『寿々白(すずは)』(雌=2006年生まれ)の3羽を見学できる」と話した。併せて、ダチョウの雄と雌の見分け方や、鶏卵の20~25個分の大きさがあるダチョウの卵についても説明した。

 同施設内に2022年10月にオープンした「ダチョウ博物館」では、同施設の飼養衛生管理者・高橋友子さんがダチョウの骨格などについて説明した。

 母親と参加した本庄市在住の小渕愛加さん(中3)は「さらに知識が深まって、ダチョウへの愛が深まった」と話していた。

 高橋さんらは「2月2日が『世界ダチョウの日』として多くの人に認知されるようになれば」と口をそろえる。

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