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歌手CoConさん、郷里の本庄で初ライブ 5年前に歌手活動始める

郷里の本庄で初ライブを開いた昭和ポップスシンガーのCoConさんと来場者

郷里の本庄で初ライブを開いた昭和ポップスシンガーのCoConさんと来場者

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 歌手のCoCon(ココン)さんが1月18日、JR高崎線・本庄駅構内の「カフェ×テラスバ」(本庄市駅南2)で「昭和ポップスシンガーCoCon LIVE~あの日の夢~」を開いた。

JR高崎線・本庄駅構内の「カフェ×テラスバ」

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 神奈川県横浜市で生まれ、中学2年のときに本庄市内に引っ越してきたCoConさんは「幼い頃から歌うことが大好きで、松田聖子さんのような歌手に憧れていた」と振り返る。地元の県立本庄高校を卒業し、短大、社会人と進むうちに、その夢も諦めていたが、ひょんなことから作曲家・銀杏ふみさんから「私の曲を歌ってみませんか」と声がかかったことで、「一度しかない人生ならチャレンジしてみよう」と一念発起し、5年前に歌手活動を始めた。

 CoConにはフランス語で、繭、包み込む、温める、丸くなるなどの意味があるという。自分自身を「コットン系シンガー」と名乗るCoConさんは「2025年は昭和100年に当たる。コットンのような肌触り(耳心地)の良い歌声で、多くの人を優しく包みたい」と意欲を見せる。

 50人以上の来場者で満席となった同店。CoConさんは、ファーストステージでは「木綿のハンカチーフ」「聖母たちのララバイ」「渚のバルコニー」などのカバー曲とオリジナル「北の街」などを、セカンドステージでは「わたしの彼は左利き」「グッド・バイ・マイ・ラブ」などと、オリジナル「DONKO列車」を、それぞれ歌った。アンコールでは、ライブのタイトルにもなっているオリジナル曲「あの日の夢」、ラストは笑う埴輪(はにわ)が出土した「笑顔のまち本庄市」にちなんで、昭和のアイドル河合奈保子さんのカバー「スマイル・フォー・ミー」を歌って締めくくった。

 デビュー以来、都内を中心に歌手活動しているCoConさん。「地元でのライブは、ずっと夢見ていた。(最初は)ドキドキだったが、私のトークにたくさん笑ってくれて、すぐにいつものおしゃべりCoConになれた。昭和ポップスシンガー、そして昭和アイドルオタクのCoConが歌う懐かしいナンバーと、銀杏ふみさん作曲のオリジナル曲をたっぷりと楽しんでもらえてとても幸せなひとときになった」と振り返る。

 CoConさんのボーカルレッスンをするメジャー歌手のMeyou(みゆ)さんは「CoConさんにはさらに活躍してほしい」とエールを送る。

 CoConさんは「育てていただいた大好きなまち『本庄』を大好きな歌で、もっともっと盛り上げていくことができたら」と意欲を見せる。

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