本庄上里学校給食センター(本庄市小島南1)「学校給食絵画コンクール」の表彰式が11月23日、同施設で行われた。
同施設では、「食を通して子どもたちの心身の健全な育成を図る」という基本理念の下、「安全・安心でおいしい」給食を提供している。現在、1日当たり約6700食を作り、本庄市内の小学校8校、中学校3校と、上里町内の小学校5校、中学校2校に配送している。
同施設の加藤久美子所長は「絵画を通して『食』に関わる人や物、自然への感謝を抱き、学校給食や地場産物、食文化などへの興味や関心を持つことを目的として、学校給食(食事・献立・配膳)の風景、様子をテーマに、管内小学生を対象にして、夏休みの時期に合わせて絵画コンクールを実施した」と話す。今回、本庄市内の児童から302点、上里町内の児童から228点、合計530点の応募があった。
本庄上里学校給食組合管理者の吉田信解本庄市長は「笑顔あふれる作品が多く、なんとも笑顔が印象的で素晴らしい」、同組合副管理者の山下博一上里町長は「どの作品にも給食に対する感謝の思いが感じられる」、同組合議会の内田英亮議長は「子どもの頃、給食が楽しみだった。毎日給食を食べられる皆さんがうらやましい」、同組合教育委員会の下野戸陽子教育長は「たくさんの人が関わって給食が作られる。おいしい給食を食べることが出来る幸せを感じて過ごしてほしい」などと、それぞれ話した。
管理者(本庄市長)賞は本庄市立藤田小5女子、副管理者(上里町長)賞は上里町立七本木小6女子、議長賞は上里町立賀美(かみ)小2男子、教育長賞は本庄市立本庄西小6男子、そして17人が優秀賞を、それぞれ受賞した。
受賞作品は、本庄市役所市民ホールで11月26日~29日、上里町役場町民ホールで12月3日~6日、それぞれ4日間ずつ展示予定(いずれも8時30分~17時15分、最終日のみ16時まで)。