本庄市旭地区の自治会長10人が11月14日、BMXレーシング澤田茉奈(まな)選手の後援会を立ち上げた。
本庄市旭地区の自治会長10人が押印した「BMXレーシング澤田茉奈選手への後援宣言書」
同地区は、新井、都島、山王堂、沼和田、小島、小島南、万年寺、下野堂、杉山、三友の10自治会から成る。
同市立本庄西中学校(本庄市千代田4)2年で、2010(平成22)年生まれの澤田さんは、BMXの世界選手権大会で2018(平成30)年6月に初優勝、コロナ禍での中止が続いた後、一昨年、昨年も優勝している。今年5月に行われた大会では2位だった。
同地区に住む澤田さんは当日、母親の暢子さんと「あさひ多目的研修センター」(沼和田)で行われた式典に出席した。司会を務めた小島南自治会の鳥羽孝夫会長は「地元でこんな素晴らしい選手がいるので、皆さんで応援しようと思い企画した」とあいさつ。式典では、後援宣言書に10人の自治会長が順番に押印し、澤田さんと握手した。同地区代表理事の古澤武さん(新井自治会長)は「後援会を設立し澤田茉奈選手を応援する」と宣言。「応援する輪を広げていく」とも。
母の暢子さんは「今日も茨城県のひたちなか市のコースに練習に行ってきた。来年のシリーズ戦、そして世界選手権に向けて、この冬もしっかり練習し、いい結果を報告できるように家族一丸となって頑張っていきたい」と話し、茉奈さんは「しっかりと優勝できるように練習を頑張りたい」と意気込んだ。
鳥羽会長からの「(茉奈さんの)夢は(何ですか)」という質問に、澤田さんは「将来、オリンピックに出場して、金メダルを取りたい」と決意を口にした。