本庄市内でパン店「本庄パン処 麦と豆」を経営する宇田亨さんと、「はにぽんプラザ」でカフェ「THREE PEAKS cafe(スリー・ピークス・カフェ)」を経営する荻原佑輔さんが6月9日、「裏庭フェス~歌と飯と酒~」を本庄「クリエイトANA」(本庄市寿3)で開いた。
宇田さんは東京から、荻原さんは群馬県高崎市から同市に移住してきた。同イベントは「本庄をこよなく愛する移住民がお送りする小さな音楽フェスティバル」と銘打ち開いた。
屋内で行われたステージでは、宇田めぐみさん、ハルさん、佐藤耕大さんら市内外から集まった8組のアーティストがライブを繰り広げた。
「7年ぶりにピアノを披露する」と話す宇田さんは主催者である亨さんの長女で、通信制サポート校「成美(せいび)学園」(千葉県千葉市)でボーカル講師などを務めながら、パワーコーラスグループ「ドリーマーズ・ユニオン・クワイア―(DUC)」のメンバーとしてソプラノを担当している。パワーコーラスとは、ゴスペルもゴスペル以外の曲も歌い、宗教活動を目的としないコーラス音楽。
宇田さんは「両親が見ているので、授業参観の気分」と話して笑いを誘いつつ、オリジナルソングなどを披露した。
屋外では、「菓子工房 うらら」「串のセキネ」「宝美いちご」「本庄銀座ブルワリー」など8店が軒を連ねた。
次回は10月ごろの開催を予定する。