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本庄で「こども未来応援金」創設 第1弾で市内小中学生に「消しゴム」配布 

「消しゴム」を手にして喜ぶ本庄市立中央小の1年3組の児童ら

「消しゴム」を手にして喜ぶ本庄市立中央小の1年3組の児童ら

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 本庄市社会福祉協議会(本庄市銀座1)が5月上旬ごろ、市内小中学校(特別支援学校や市内私立中を含む)在学の児童・生徒全員に消しゴムを贈った。

本庄市立中央小学校の黒崎暢徳校長

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 誰もが安心して暮らすことができる地域社会の実現に向けて、地域福祉の推進に取り組む同協議会。未来を担う子どもたちの健やかな成長を地域で支えるため、「ほんじょうこども未来応援金」を4月に創設し、寄付を募った。

 同応援金には、空調設備や給排水・衛生設備、消防施設などの工事、水回りのリフォームなどを手がける「高橋設備」(緑2)が第1号として寄付した。同社からの寄付を活用して、同応援金活用の第1弾として市内の児童・生徒ら約5800人に1人2個ずつ、合計約1万1600個の「消しゴム」を贈った。

 8日に贈呈式をした同市立中央小学校(緑2)の黒崎暢徳校長は「物価が高騰している中、児童の学力向上のためには必要不可欠な学用品である消しゴムを児童全員に寄付していただけたのは、大変ありがたく感謝の気持ちでいっぱい」と話す。

 同市役所で同日行われた「本庄市社会福祉協議会多額寄付者への感謝状贈呈式」で、同社の高橋秀明社長は「先代が行っていた市への恩返しを引き継いでいる。少しは、(メジャーリーガーの)大谷翔平(選手)みたいになれたかな」と話す。

 式には、高橋設備をはじめ、RYU、関口組、埼玉ワールドマスト、本庄市自治会連合会、タイガースクラブが出席し、感謝状を受け取った。同市社会福祉協議会長を務める吉田信解市長は「本庄市佛教会からも寄付を頂いた。匿名で個人6人からも寄付を頂いた。皆さまに心からお礼を申し上げたい」と話した。

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