ゼロカーボンシティの実現に取り組む埼玉・美里町は8月28日、「Terra Motors(テラモーターズ)」(東京都港区)と「持続可能な地域づくりに関する協定」を締結した。今後EV(電気自動車)充電インフラ導入に取り組む。
充電スポットの検索、充電設備の利用、充電料金の決済もできるEV充電用アプリ「TERRA CHARGEの」の画面
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、環境省は2050年までにCO2を排出実質ゼロにすることを目指す地方自治体を「ゼロカーボンシティ」とし、871自治体が脱炭素に取り組んでいる。美里町は2021年5月、「ゼロカーボンシティ宣言」した。
同社は2010(平成22)年4月設立で、2022年4月、EV充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」の提供を始めており、2024年2月1日に「Terra Charge」へ社名変更する。
今回の協定における連携事項は、「クリーンエネルギー自動車の普及促進に関すること」「次世代を中心とした環境問題への意識啓発に関すること」「地域防災力の向上に関すること」「観光及び産業の振興に関すること」「地域の魅力向上に関すること」など。
テラチャージは、初期費用、ランニングコストとも無料。同町では、美里町役場、遺跡の森総合公園グランド北駐車場、遺跡の森公園保健センター、遺跡の森総合公園コミュニティセンター、遺跡の森総合公園遺跡の森館、美里町体育広場の6施設に導入予定。