「好きを力に」をテーマに掲げた「KAMISATOティーンズ夢フェスティバル」が8月19日、埼玉・上里の「ワープ上里」(上里町総合文化センター=上里町七本木)で開催された。主催は上里町。
「KAMISATOティーンズ夢フェスティバル」に参加した本庄第一高校ダンス部の創作ダンス
同町子育て共生課が中心となって開いた同イベントは、「これから人生の次のステージに進む、中学生や高校生などの若年層(ティーンエージャー)が将来の夢、ひいては『結婚』や『子育て』などに希望が持てるよう、必要な知識や情報を発信し、さまざまな選択肢を獲得できるよう、自身で考えるきっかけとなる場の提供を行うことが目的」だという。
第1部では、高校生によるステージパフォーマンスとして、本庄東高校軽音楽部に所属する多胡架音さんと同校書道部員らが登場。続いて、本庄第一高校の書道部員とダンス部員が登場した。
多胡さんは3月、総勢208組のバンドが参加した大会に出場し、「審査員特別賞」を受賞。本庄東高書道部は「書道パフォーマンス甲子園」に6大会連続出場を果たし、今年は「審査員特別賞」に輝き、「全国高校書道パフォーマンスグランプリ」では準優勝している。多胡さんは演奏の合間に「私はバンドメンバーが大好き」と話し夢を語った。
本庄第一高の書道部は、中国の古典の臨書を中心に自らの個性を磨き、さまざまなコンクールに出品している。当日は「夢限大」「夢を力に」などの「思い」を巨大な用紙に筆を用いて表現した。同校ダンス部は、創作ダンスをはじめ、ヒップホップ、ブレイクダンスなどあらゆるダンスに挑戦しており、当日は8月の「第35回全日本高校・大学ダンスフェスティバル神戸」での創作コンクール部門出場作品「カルガモの引っ越し」などを披露した。
第2部では、謎解きクリエイター・松丸亮吾さん(RIDDLER代表)が講師を務めるトーク&講演会が行われた。