食べる 暮らす・働く 学ぶ・知る

本庄大勝軒がリニューアル 創業時のメニューと味を復活

本庄大勝軒の外観と木村悠馬店長(看板の写真は右から、「東池袋大勝軒」の創業者=山岸一雄さんと「本庄大勝軒」グループの高橋和哉社長)

本庄大勝軒の外観と木村悠馬店長(看板の写真は右から、「東池袋大勝軒」の創業者=山岸一雄さんと「本庄大勝軒」グループの高橋和哉社長)

  • 175

  •  

 本庄の南大通り線沿いにある「本庄大勝軒」(本庄市緑1、TEL 0495-22-6363)が4月28日、リニューアルオープンした。

「本庄大勝軒」の高橋龍真さんと木村悠馬さん

[広告]

 2代目社長の高橋和哉さんの父、幸男さんが2002(平成14)年2月に「本庄大勝軒」を開店し、2004(平成16)年10月に法人化した。同店は「東池袋大勝軒」からののれん分け。席数は23席。

 和哉さんは「本庄大勝軒では原点に立ち返り、両親がやっていたころのメニューを復活させて、大勝軒クラシックをメインに提供していきたい」と意気込む。「尊敬する山岸一雄会長の誕生日である4月28日にリニューアルオープンした」とも。山岸一雄さんは「東池袋大勝軒」の創業者で、「つけ麺」を全国に普及させた。

 店長の木村悠馬(ゆうま)さんは、高校、大学時代に同店や、2007(平成19)年1月に開店した「本庄大勝軒グループ」の「本庄常勝軒」(若泉3)でアルバイトとして働いていた。

 木村さんは大学卒業後、接骨院や工場などで勤務したが、2021年5月、工場での仕事中に大けがをした。木村さんは、同グループの店で働いていた頃のことが忘れられず、和哉さんの弟で中学時代の同級生の龍真(りょうま)さんからの誘いもあり、昨年7月、「自分の良さを生かせるのは大勝軒グループで働くこと」と確信し、同社に入社したという。

 木村さんは、「中学生の頃、初めて本庄大勝軒のラーメンに出合った」と振り返る。「ラーメンは実に奥が深い。店長として責任重大だが、本庄大勝軒のラーメンを多くの人に食べてもらえるように頑張る」と意気込む。

 当面のメニューは、「もりそば」「中華そば」(以上880円~)と「和風もりそば」「和風中華そば」(以上900円~)に限定して提供。徐々にメニューを増やしていく予定だという。

 営業時間は11時~21時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース