上里町総合文化センター(上里町七本木)で2月23日、上里町は、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使を迎えて、平和への思いを紡ぐ「町民のつどい」を行う。
同町のコミュニティ協議会は昨年、「ウクライナの国花であるヒマワリを育てて鮮やかな花を咲かせて、一日も早く平和が訪れてほしい」という思いから、希望する団体にヒマワリの種を無料配布する活動を行った。
上里菅原神社(帯刀)の宮司の妻である梅林テチャナさんはウクライナ出身。英語版とウクライナ語版の御朱印を頒布している。昨年2月、「Stand With Ukraine(ウクライナとともに)」などと記した御朱印をSNSに投稿して注目を集めた。
昨年11月から同町の広報大使を務めているシンガー・ソングライターのTAONさんは昨年9月、駐日ウクライナ大使館(東京都港区)に招待されてオリジナルソング「ウクライナに栄光あれ~ウクライナとともに~」を披露した。
当日の集いでは、コルスンスキー大使のスピーチ、TAONさんのスペシャルライブ、地元中学生による平和の祈りを込めた演奏などを行う。13時30分~15時を予定。
入場には整理券が必要。定員250人。同町役場総務課(平日9時~16時30分)、同町総合文化センター(火曜~日曜、同)、同町社会福祉協議会(平日、同)で2月6日~22日に配布する。1人5枚まで。
山下博一町長は「ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく1年になる。今回、町民と共にコルスンスキー大使のスピーチをお聞きすることで、平和への思いを強くしたい。一日も早く戦争のない安心安全な世の中になってくれることを願う」と話す。