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本庄で「防犯のまちづくり」啓発活動 県と市、地元警察が連携

「防犯のまちづくり」啓発活動を行う本庄警察署生活安全課の署員

「防犯のまちづくり」啓発活動を行う本庄警察署生活安全課の署員

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 本庄のスーパーマーケット「ベルクフォルテ本庄店」(本庄市本庄2)店頭で10月27日、埼玉県議会議員らが「防犯のまちづくり」啓発活動を行った。

「防犯のまちづくり」啓発活動であいさつをする吉田信解本庄市長、齊藤邦明県議、飯塚俊彦県議

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 目的は、犯罪のない安全で安心して暮らすことができる社会を実現するため、自分の安全は自分で守るという防犯意識の高揚を図り、犯罪が生まれにくい地域づくりの形成を図ることだという。

 今回は、齊藤邦明県議、飯塚俊彦県議、吉田信解本庄市長、同市市民生活部の早野悟部長ら、本庄警察署の瀬戸徹哉生活安全課長をはじめとする署員、県北部地域振興センター本庄事務所職員らが参加した。

 10時30分からのセレモニーは、同事務所の小山和彦所長の司会進行で行われた。齊藤県議は「防犯啓発グッズを配ることで、防犯への意識を高めていただきたい」、飯塚県議は「犯罪を起こさせないという抑止力が大切なので、この機会に啓発したい」と、それぞれ「埼玉県議会防犯のまちづくり推進議員連盟」としての思いを述べた。

 吉田市長は「防犯ボランティア連絡協議会に107団体が登録している」などと話した。「特殊詐欺対策として、令和2年度から高齢者に自動通話録音装置貸与事業を実施している」とも。

 瀬戸課長は「最近、乗り物盗、特に自転車盗や自動車盗が目立つ。自動車では高級車が狙われている」と話した。「特殊詐欺対策として、電話に出ないように、留守番電話設定を。自転車は少し離れるだけでも鍵をかけて。二重ロックも」と呼びかけた。

 セレモニー後、参加者は同店を訪れた買い物客に、チラシやポケットティッシュ、ワイヤロックなどの啓発グッズを配りながら声がけを行うスタイルで啓発活動を行った。

 県では、防犯のまちづくり推進条例で10月11日を「減らそう犯罪の日」と定め、防犯意識を高めるための啓発活動を行っている。

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