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本庄の乗馬クラブで元競走馬のサラブレッド牝馬が国内最長寿記録更新中

西塚重二代表(左)、越野恭介チーフとサラブレッド牝馬国内最長寿記録更新中の「ルーキー」

西塚重二代表(左)、越野恭介チーフとサラブレッド牝馬国内最長寿記録更新中の「ルーキー」

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 本庄の利根川近くにある乗馬クラブ「駿ホースクラブ」(本庄市新井、TEL 0495-22-9050)で、元競走馬の「ルーキー」がサラブレッド牝馬の国内最長寿記録の更新を続けている。

 馬の寿命は平均25~30歳といわれるが、北海道静内町(現・新ひだか町)の原ファームで生まれたルーキーは今年4月8日に36歳になった。競走馬だったころの名前は「ラッキーシラギク」。父はグレンターレツト、母はアイアムラツキー。1984(昭和59)年から名古屋競馬などで出走。1988(昭和63)年引退。JBISリサーチによると、全成績は57戦8勝で獲得賞金は1,028万5,000円。

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 引退後、小須田牧場(山梨県)で乗用馬となり名前を「ルーキー」に改名。軽井沢プリンス乗馬クラブを経て、1995年より駿ホースクラブに。「ルーキー」という名前だが、同クラブ内でのニックネームは親しみを込めて「ばぁば」。

 同クラブは2000年12月に長野県より埼玉県本庄市に移転。馬場は縦80メートル、横40メートルの広さ。本庄第一高校馬術部員の練習場所でもある。飼料を与えるのは6時30分と16時30分の2回が原則。馬の年齢、体格、その日の運動量に合わせて量を調整するという。体調の異常を感じたときは、獣医用体温計を肛門から挿入して体温を測ることも。同クラブには43頭の馬がいて、6人のスタッフが日々世話をしている。

 同クラブチーフの越野恭介さんは15歳から選手として32歳になる現在も活動しつつ、インストラクターとして技術指導なども行い、同クラブスタッフのチーフを務める。「ルーキーが36歳まで元気でいる身体的特徴として胃腸と足腰が強いこと、クラブの飼育管理が充実していること。ただ歯の衰えが気がかりなので、他の馬とは別に流動食を与えている」と話す。「今年の夏の異常な暑さは気がかりの連続だった。それにも増して季節の変わり目が心配」とも。

 国内最長寿記録更新中のサラブレッドは39歳の牡馬で、「アローハマキヨ」として競走馬を引退した後、乗用馬となり「シャルロット」と名前を変えた。日本馬術連盟A級ライダーである同クラブ代表の西塚重二さんは「ルーキーにはこれからも健康で、牡馬を含めたサラブレッド国内最長寿を目指して長生きしてほしい」と話す。

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