ホームセンター大手の「カインズ」(本部=本庄市早稲田の杜1)は、4月23日、毎日の暮らしを支える必需品やゴールデンウイークに活躍するアイテム621点を値下げした。
同社は29都道府県に展開するが、広域本庄圏には、本庄早稲田店(早稲田の杜2)、児玉店(児玉町八幡山)、スーパーセンター上里本庄店(上里町神保原)がある。
同社は消費税率が8%から10%になった2019年10月、価格を据え置き、総額表示のみの表示を継続した。「オリジナル商品開発の推進や、スケールメリットによる原価低減、物流改善やDX化推進によるコスト削減など、商品をいつでも同じように安く提供するために取り組んでいる」という。
同社広報部の鈴木ゆう子さんは「3月の消費者物価指数の伸び率が2カ月ぶりに拡大するなど、物価高の出口はいまだに見えない。消費者の疲弊が蓄積されている今、『衝撃価格祭』と称して一部の店舗を除き、多数商品の値下げを断行する」と話す。
対象商品は、ティッシュペーパー、トイレットロール、洗剤、生理用品、寝具、インテリア、レジャー、自転車、家電、園芸、ペット用品など、同社PB商品121点を含む621点。期間は5月6日まで。