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食事宅配サービス会社が本庄の工場で、「児玉なす」を使った商品を製造販売

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食事宅配サービス「一期一会を楽しもう 旬をすぐに」(通称=旬すぐ)を運営する「ファンデリー」埼玉工場(本庄市児玉町共栄555)が10月、本庄産「児玉なす」を使った2商品の製造販売を始めた。

「児玉なす」を使う同社の商品は「まろやかな白味噌(みそ)の旨(うま)みとコク なすとピーマンの肉みそ炒め」と「鮮度抜群!みずみずしい果肉 児玉なすのミートグラタン」の2種類。

前者を監修した管理栄養士の飯島俊紫(しゅんじ)さんは「赤みそに比べ塩分濃度が低くまろやかな甘みが特徴の『白みそ』を使って肉みそにした」と、後者を監修した管理栄養士の根岸実穂さんは「ナスを素揚げしてから瞬間冷凍していろどりをあざやかなまま保ち、おいしさと食感をそのまま閉じ込めた」と話す。単品価格はいずれも498円。

↑「まろやかな白味噌の旨みとコク なすとピーマンの肉みそ炒め」(写真提供=ファンデリー)

↑「鮮度抜群!みずみずしい果肉 児玉なすのミートグラタン」(写真提供=ファンデリー)

本庄市で生産されるなすは昔から「児玉なす」の名称で知られてきた。皮が柔らかいため口当たりが良く、さわやかな香りが鼻を抜ける「児玉なす」。効率良くなすを収穫するため、そして繊細ななすを傷つけないようにするため、支柱をV字型に組み立てる「Ⅴ字型支柱栽培」はなすの生育に適した栽培方法として全国で取り入れられているが、元々児玉地域から始まったという。

同社埼玉工場は2020年1月、本庄市の児玉工業団地内に完成し、同年7月から、国産食材を100%使用し、旬のおいしさを提供するサービス「旬すぐ」を始めた。同サービスでは専用ホームページから、「定期購入」と「都度購入」のいずれかを選択し、合計2,000円以上から商品を購入できる。

「旬すぐ」公式ホームページはこちら↓

https://shunsugu.jp/

(写真提供=ファンデリー)

同工場の管理栄養士・峯岸葉子工場長は「いずれの商品も乱切りの児玉なすがゴロゴロ入った商品。本庄市の野菜をアピールできたら」と期待を寄せる。

管理栄養士の峯岸葉子工場長(右)と飯島俊紫さん(写真提供=ファンデリー)

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